お知らせ

春を感じながら過ごす日々

 新年度がはじまり、あっという間の1ヶ月となりました。
 今年度のくるみ保育室は在園児5名、新入園児1名の6名でのスタートとなりました。2歳児は友だちとの関わりが膨らみ、1歳児は大きい子たちの後ろを追ってたくましくあそび、新入園の0歳児は周りの動きを目で追いながらもじっくりあそびに向かっています。
 新年度を迎えるころには城跡公園の桜が満開になり、桜をまじまじと見たり、匂いを嗅いだり、触れたり、桜の木の下でシャボン玉をしたりと春を感じていました。

 また暖かくなり風が心地よくなってくると、てんとう虫やバッタ、タンポポやシロツメクサなど様々な虫や草花に出会い、興味津々の子どもたちです。てんとう虫を見つけ、気になるけど触るのはちょっと怖い…と後ずさりする子もいますが、大人や友だちが手に乗せているところを見て「○○ちゃんも!」と恐る恐る手に乗せ、少しずつ慣れていく姿も見られます。力の加減が難しい1歳児の子も少しずつ分かり、今では優しく親指と人差し指でつかみ自分の手のひらに乗せたり、人差し指を近づけててんとう虫が登ってくることを待ったりとしています。

 雨の日は室内でも身体を動かしたり、いろいろな感触に触れて(新聞紙、スズランテープポンポン、ボールなど)あそんだりと汗だくになりながら楽しんでいます。今月は端午の節句に向けて鯉のぼり製作もしました。

 友だちとあそぶ楽しさが膨らみ、「一緒にあーそーぼー!」「こっち来て!」「一緒に行こう!」など子ども同士声を掛け合う姿が増えています。まだまだ思いがぶつかることも、言葉で伝えきれないこともたくさんありますが、大人が間に入って気持ちお伝えあい、互いの思いに気づけるように丁寧に関わっています。自分より小さい子のお世話をしたい気持ちが芽生えたり、困っている友だちの姿を見て手を差し伸べたり、素敵な関わりを目にすることが多く、私たち職員も嬉しく思っています。

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