お知らせ

7・8月 保育の様子

 くるみ保育室では毎年7月に食育活動でとうもろこしの皮むきをしています。その頃に絵本の『とうもろこしくんがね』を読み、親しんでいます。「とうもろこしの皮、むきむきしようね」と話すと「むきむきするの?」「やったー!」と楽しみな様子でした。

 給食のサラダやスープに入っていて子どもたちも好きな食材ですが、皮付きの大きいとうもろこしを見て警戒する子や、「これ、とうもろこしなの?」と興味津々な子など様々でした。

0歳児さんは大人がむくのを見て触れたりしました。1歳児さんになると大人と一緒にむいたり、自分でもむこうとする姿がみられました。2歳児さんは自分でやりたい気持ちが強く、力強くひっぱりむいていました。むいたとうもろこしはみよし保育園へ届け、おやつの時に食べました。自分でむいたとうもろこしは、いつもよりおいしく感じたのかおかわりもたくさんしていました。

友だちと一緒、楽しいね

 日に日に友だちと一緒にあそぶことが楽しくなっている2歳児さん。「ててつなごー」と誘い合う声が聞こえ、手を繋ぎながらあそぶ姿が見られます。言葉でのやり取りもますます盛んになり、「いっしょにやろう」「こっちにしよう」などイメージを共有しながらあそぶ場面が増えています。みたて・つもりあそびも広がり、一つのおもちゃから何通りのあそび方が生まれ、子どもたちの発想力に驚かされる日々です。その一方で、思いがすれ違ってトラブルになることもありますが、そんな時は大人が間に入り「どうしたいよだった?」「〇〇ちゃんはこうしたかったみたい」「こう言ってみる?」と言葉を添えながら気持ちを伝えられるようにしています。やり取りを重ねる中で、相手の気持ちに気づいたり自分の思いを伝えたりする力も育っています。          

 1歳児さんは、2歳児さんのあそびをみながら模倣する姿が増えています。また、0歳児の子におもちゃを「どうぞ」と渡したり、頭をなでたりする姿もあり、これからどのように成長していくのか楽しみです。

 これからも子どもたちが安心して友だちとの関りを楽しめるよう、見守っていきたいと思います。         

室内でのとりくみ

 雨の日や子どもたちの様子を見てお部屋であそぶときは、身体を思いっきり動かしてあそぶほか、季節の製作、描画、感触あそび(小麦粉粘土、片栗粉、新聞紙あそびなど)をしてあそびます。描画のとりくみは1対1で行っている為、一人ひとりの思いを描画を通して知ることができ、子どもも大人もゆったりと関わることができています。「自分の番まだかな…」と期待を持って待つ子どもたちです。感触あそびは、変化する感触が苦手な子も回数を重ねるうちに少しづつ触れるようになったりじっくりあそぶようになったり、どんどんと子どもたちの姿が変わっていきます。

水あそび

 7月から8月は玄関先でプールあそびをしました。プールあそびが始まる前はタライに水を溜めて水の感触に親しんでいましたが、プールが始まると怖がることもなく水を頭にかけたり、顔を水面に近づけたり…。2歳児さんは足をバタバタさせてバタ足をしたりと、大胆にあそぶ子どもたちです。後半は手を下につけてワニのように泳ぐ姿が見られたり、昨年は怖くて水が顔にかかると泣けていた子も大胆にあそび、ここでも大きく成長したことを感じました。

 9月に入りプールあそびは終わりましたが、まだまだ暑い日が続くので玄関先で水あそびや感触あそびを楽しんでいこうと思います。

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