運動会
秋晴れのいいお天気の中、10月9日(土)に第16回あいかわ保育園の運動会を行いました。 あいかわ保育園の運動会は、子どもたちが日頃の遊あそびや保育でつけてきた力、真剣な眼差しで向かう姿、仲間同士の関わりの姿などを保護者に見てもらい、みんなで成長を喜び合える場になるようにというねがいのもと行っています。 今年も新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、三密を避けるために内容を縮小し、2歳児さくらぐみ、3~5歳幼児異年齢グループのみで開催しました。観覧される方の人数を縮小し、ソーシャルディスタンスを取って観覧できるようにしました。
〇2歳児 さくらぐみ
絵本「10ぴきのかえる」のつもりで、かえる帽子をかぶった子どもたちは、ふるさとのひょうたん沼を目指して冒険にでかけました。一本橋渡りでは、あそびの中で繰り返し楽しんできたことで、自信をつけてきました。一緒に橋を渡る友だちがいることでさらに力もわいてきました。
さくらぐみでは、これまで「オニ」との追いかけかくれあそびを楽しんできて、道中には「オニ」が出ると言われるところがあります。一本橋渡りをしたら、お家の中でオニが苦手な豆を作りました。
いざ、オニと対決です。豆を投げて戦ったり、草むらに逃げて隠れたりしました。「とんとんとん」「なんの音?」とオニとのやりとりも楽しみ、普段のあそびの様子を見てもらうことができました。
〇幼児(3~5歳)異年齢グループ
幼児クラスの子どもたちは、春に公園で走ったり、夏にはプールで色々な技ができるようになり、力と自信をつけてきました。秋からは、もっと色々なことをやってみたい気持ちを胸に、3歳児は竹ぽっくり、4歳児は天狗下駄、5歳児は鉄馬・リレーを取り組んできました。はじめはバランスを取ることや一歩前に足を出すことが難しくて、「できない…」という姿や、たくさん練習をしたことで足が痛くなることもありました。ですが大きい子たちが「こうやったらのれるよ」「ここもってみて」と教えてくれたり、友だちの姿を見て“自分もやってみよう”と挑戦していく姿がありました。何回かやってみるとコツをつかみ、「ちょっとあるけるようになった!」と目をキラキラさせて喜んでいました。
それを見て、まわりの友だちも「すごいじゃん!」と一緒に喜んでくれて、みんなでいっしょに取り組む中で自信をつけてきました。リレーでは、走ってバトンを繋ぐことが楽しいという姿から、回数を重ねるごとに“勝ちたい”という気持ちが大きくなっていき、どうしたら勝てるのかと作戦を立てながら“負けて悔しい”“勝って嬉しい”という気持ちを仲間と共に感じてきました。
運動会では、忍者のつもりになってつけてきた力を見せ、竹ぽっくり・天狗下駄で“橋渡りの術”、高い所によじ登りジャンプをする“山越えの術”をしました。5歳児は、一人ずつ鉄馬で“こんなにあるけるようになったよ”と見せたり、リレーではみんなで力を合わせてバトンを繋ぎゴールを目指して力いっぱい走りました。
自分の力を自信いっぱいに見せ、“できた”“やりきった”と感じた子どもたちは、高い鉄馬や大繩などを「もっとやりたい!」「またやろう!」と色々なことに挑戦しています。みんなで楽しみながら、これからも“こんなことできる!”を増やしていきます。